月の光に照らされて
「じゃあ、行ってくるね」

「いってらっしゃい、マキ姉ちゃん。リク姉ちゃん」


子供達と一緒に手を振りながら出発を見送る。景色の無効に消えたのを見ると、家の中に入り無邪気にじゃれている。

昼過ぎになると散歩に出る。好奇心旺盛な子供達は蝶が飛んでいるのや、兎が走っているのを見ると直ぐにそっちにいってしまうために目が離せないが、ちゃんと目を配っている。


「あ!こらー!」



同時にそれも別方向に走っていったために、片方が脇道にそれてしまい、急いでその子を追った。


「捕まえた〜」


鬼ごっこでもしていたかのようにすばしっこく逃げ回るために、捕まえるのに少し時間が掛かったが、後ろを見ると他の子供達がいないのに気付き、夢中になってしまった自分に後悔した。



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