佐々木くんの秘密
「そっちいっていい?」と言われ「ダ

メ」とはいえなかった。「ガタッ」とおと

をたて佐々木くんがこっちに来た。静かに

私のとなりに座った。「どうしたの?」と

私は思わず聞いてしまった「おれさ 最近自

分が何をしたいのかわからなくなるん

だ。寂しくて誰かに触れておかないとおち

つかなくなるんだ。キスとかしてるとだれ

かに必要とされてる感じがする。」そう

いって床においていた私の手を握る。
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