佐々木くんの秘密
「ひゃぁ」と私は恥ずかしくて短く叫んだ

「いやだ?」と聞かれ「ううん」と首をよ

こにふる。そのとき目があった。その流れ

でキスをしそうになった。私はあわてて口

の前に手を持ってきた。「キスはダメ」と

顔をそらすと、「ごめん」と下をむく。少

し沈黙が続いて、「おれんち留まっていか

ない?絶対なにもしないから」私は佐々木

くんをほって

おきたくなって「いいよ」と答えた。
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