夜まで待てない




居酒屋に着いて私達はビールで乾杯した。


そして乾杯した後の白崎先輩の一言で、私は家に連れて行っても大丈夫なんだろうか?と心配になった。


「さっきの店員の男の子さ、大学生くらいだよね?少し可愛らしい顔で俺好みだわ!」


私はビールを飲んでいたからブハッとなり咽てしまった。


「ゴホッゴホッ!」


「大丈夫?」


「大丈夫じゃないわっ!そんなんで本当に羽月の前で演技できるんですか?」


「俺に任せてよ優子!俺達は付き合ってるんだし心配すんな!」


急に下の名前で呼んだ白崎先輩は見ると表情を変えた。


まあまあイケメンだし多少はドキッとはしたけど、この先輩、女の人も好きだと言ったが基本は男の人の方が好きなんじゃないかと思った。


だから恋人役を頼んだのだがどうも上手くいくとは思えない。


羽月に興味を持ったら私なんか放ったらかして羽月にベタベタしたら絶対にバレちゃう。


私はビールを飲んで摘みを食べながらキョロキョロとしてさっきの大学生の男の子を目で負っている白崎先輩を見ながらため息がでた。


だからこの前の合コンも興味なさげだったのか。


「そう言えば合コンした時に居た白崎先輩の友達は皆、白崎先輩がバイだって知ってるんですか?」


「知らないよ!だって合コンなら女好きじゃなきゃ無理だし仲良かった奴等に連絡したんだよ。まぁ俺はアイツらはタイプじゃなかったし大学時代には俺に彼女居たからバイだとは気づいてないしね。」


昨日のあのキスを見てしまったから白崎先輩に彼女ってのが想像出来ない。





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