ティアラ
太い輪ゴムに2本のジョウギ、そして色とりどりの小さな風船。

作業をするあたしは、にんまり微笑んだ。


その日の放課後、あたしは素早く学校を出て、深町の家付近で待機していた。

30分もしないうちに、家に帰ってきたアイツ。

ポケットに手を突っ込んで、家の鍵を出そうとしているみたい。

「攻撃開始!!」

休憩時間に作っていた小道具で、深町の後ろ姿を狙う。

一瞬で濡れていく、深町の制服。

驚く姿を見ると、笑いが止まらない。
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