あの日、私は兄に誓う
「先輩…大丈夫ですか…?」と声をかけてみた。

そしたら予想以上に体が跳ねた。

私は先輩のおでこに手をのせた。

すごい熱だ…。私は保険医を呼んだ。

「先生、先輩熱ありますよ!!」と。

先生は色々なものを準備して、彼のおでこにおいた

私はすぐに、その場を離れる。授業のためだ…

心では祈る。どうか、無事でいてと。

何で私、ここまで思うの?先輩にいじめられたのに…?

先輩の辛そうな顔が忘れられなくて…?

理由なんてわからない。けど…何とか一日終わって放課後、

回復した先輩の元にいる。

けど…残酷なことに、このタイミングでまさかのお迎え…。

私は先輩に挨拶して、保健室を後にした。

先輩を気にかけながらも、私は夜の街へと繰り出す。

暴れるために…。

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