次期社長の甘い求婚
びっくりして声を上げた鈴木主任には構うことなく、課長は話を続けた。
「俺も普段から迷惑かけられているしな。……いや、俺だけじゃないぞ。小野寺はもちろん、他にもたくさんいる」
チラッと課長がオフィスを見回せば、それを待ってましたと言わんばかりに、手を挙げ出した。
「私のこの前、鈴木主任のミスを尻拭いしました」
「俺も」
「え、えぇっ!?」
明らかにみんな鈴木主任の反応を見て面白がっていることは明白だというのに、鈴木主任は思い当たる節がありすぎるのか、顔面蒼白。
これじゃいつもの如く、みんなの思うツボだってどうして鈴木主任は気づかないのかな。
呆れつつも、そこがまたいい! なんて思っちゃうけど。
そうこう思っているうちに、課長は悪魔の一声を囁いた。
「鈴木、安心しろ。ここは課長として折半してやるから。だからみんなで呑みに行こう」
「課長……!!」
そしてまんまと乗せられてしまう。
入社し、庶務課に配属されて一年。
なんとなく庶務課のノリというものが分かりつつある。
「俺も普段から迷惑かけられているしな。……いや、俺だけじゃないぞ。小野寺はもちろん、他にもたくさんいる」
チラッと課長がオフィスを見回せば、それを待ってましたと言わんばかりに、手を挙げ出した。
「私のこの前、鈴木主任のミスを尻拭いしました」
「俺も」
「え、えぇっ!?」
明らかにみんな鈴木主任の反応を見て面白がっていることは明白だというのに、鈴木主任は思い当たる節がありすぎるのか、顔面蒼白。
これじゃいつもの如く、みんなの思うツボだってどうして鈴木主任は気づかないのかな。
呆れつつも、そこがまたいい! なんて思っちゃうけど。
そうこう思っているうちに、課長は悪魔の一声を囁いた。
「鈴木、安心しろ。ここは課長として折半してやるから。だからみんなで呑みに行こう」
「課長……!!」
そしてまんまと乗せられてしまう。
入社し、庶務課に配属されて一年。
なんとなく庶務課のノリというものが分かりつつある。