次期社長の甘い求婚
「おかげで営業部内はあんたの噂で持ち切り。我が営業所からまさかの玉の輿、もといシンデレラストーリーの始まりか!? みたいな?」
語尾を上げておちゃらける亜紀に、肩を落としてしまう。
「なによ、そのゴシップ芸能ニュースを語るリポーターみたいなノリは」
「本当のことじゃない。イケメン御曹司からのまさかの求愛よ? 現代版シンデレラじゃない」
「……嬉しくないし、なりたくもないから」
ぶっきらぼうに吐き捨て、黙々とパスタを口に運んでいく。
そんな私を見て、亜紀は呆れたように深く息を吐いた。
「本当に美月はもう……。でも私には分かるわよ。恭様が気になるから、私をランチに誘ったんでしょ? 彼が本気なのか知りたいからってところ?」
食べ進める手が止まってしまう。
チラリと亜紀を見れば「正解でしょ?」と自信に満ち溢れた目で私を眺めている。
付き合いは一年と少しだっていうのに、亜紀はいつの間にか昔から一緒にいたかのように、私のことを知り尽くしている。
おかげで最近はめっきり彼女に嘘はつき通せない状況に陥っている。
観念しましたと言うようにフォークを紙ナプキンの上に置き、亜紀の目を真っ直ぐ見つめた。
「ねぇ、亜紀の目から見てどう思う? ……神さん、本気だと思う?」
語尾を上げておちゃらける亜紀に、肩を落としてしまう。
「なによ、そのゴシップ芸能ニュースを語るリポーターみたいなノリは」
「本当のことじゃない。イケメン御曹司からのまさかの求愛よ? 現代版シンデレラじゃない」
「……嬉しくないし、なりたくもないから」
ぶっきらぼうに吐き捨て、黙々とパスタを口に運んでいく。
そんな私を見て、亜紀は呆れたように深く息を吐いた。
「本当に美月はもう……。でも私には分かるわよ。恭様が気になるから、私をランチに誘ったんでしょ? 彼が本気なのか知りたいからってところ?」
食べ進める手が止まってしまう。
チラリと亜紀を見れば「正解でしょ?」と自信に満ち溢れた目で私を眺めている。
付き合いは一年と少しだっていうのに、亜紀はいつの間にか昔から一緒にいたかのように、私のことを知り尽くしている。
おかげで最近はめっきり彼女に嘘はつき通せない状況に陥っている。
観念しましたと言うようにフォークを紙ナプキンの上に置き、亜紀の目を真っ直ぐ見つめた。
「ねぇ、亜紀の目から見てどう思う? ……神さん、本気だと思う?」