幼なじみが父親宣言。

新しいお父さんは、大手町さんが良い

「では、お気を付けてお帰り下さいね?」

大手町さんが、ペコッと頭を下げる。

「はーい」

また私達は声を揃えて返事をした。

「じゃ、行くか」

「うん」

私達は並んで歩き出す。

「あ、ちょっと待って」

智史にそう声をかけ、まだ見送ってくれていた大手町さんの元へと走る。
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