幼なじみが父親宣言。
吉野の計画……?

夜まで一緒?…無理!!by野乃

……ン……ーン……

ピン……ーン……

「……ん……」

なんだろう……聞き慣れた音が、遠くで鳴っている気がする。

ピンポーン……ピンポーン……

これは……。

ハッと目が覚め、自分の今の状況を瞬時に確認する。

辺りはもう薄暗い。

見ると、服装は制服のまま。

「あのまま寝ちゃったんだ」

ピンポーン。

またチャイムが鳴る。

来客を知られてくれるチャイム。

「はいはいはーい!」

私は鳴り止まないチャイムに焦り、急いで階段を掛け降りた。
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