私と彼をつなぐもの。
それで問題なのが、この適当に捨てていくごみ男。


1度、ゴミ袋を捨てて分譲の方のエントランスに入っていく、背の高い男の人を見た。

それから私の中ではそいつは、ごみ男というニックネームになった。


いつか絶対、あのごみ男に注意してやるっ!!


そう思いながら、部屋の鍵をあける。
私の部屋はワンルーム。玄関を開けてすぐにキッチンがある。
靴を脱ぎ、朝セットしておいた炊飯器を見る。


「えぇー!!うっそ!タイマーかけるの忘れたぁー!」



そこには、ご飯ではなくお米が入っていた。
はぁー。と深くため息をつくと腕時計を見る。


「20時半かぁー。まぁいいや、今日はもうお弁当にしよ。」


そう決めて私はお弁当を買いにでる。


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