恋に目覚めたシンデレラ

店内にはいってテーブルについてからの滉は落ち着かないようだった。

「大丈夫ですよ。最近はスイーツ好き男子も増えて来ているようだし……あそこ男性一人で食べてます」


「男性は、あの人だけです。後は女性ばかりじゃないですか」

「そうですね。確かに後は女性ばかりですね」


「何だか愉しそうですね?」


「愉しいですよ。私、スイーツ大好きですここに連れてきて貰えて嬉しいです。それに調査なんて探偵しているみたいでワクワクしてきちゃいました」


「俺は……ワクワクって気分にはなれません」


滉さんは仕事で来てるのにワクワクなんてするわけないか。
はしゃぎすぎた……。


頼んだ物が来て店員が言ってしまうと滉さんは何かをメモしているようだった。


「頼んだスイーツは美味しいですか?」


「はい、とっても美味しいです」


「それは良かった。お店の雰囲気は別に悪くない店員の態度が悪いのでもない、これと言って何かあるわけでもないですね。葵さんは何か感じましたか?」


「……別にここに入ってから嫌な思いは一切ないし他のカフェと比べても差は感じませんね。滉さんは調査のためにとしか言ってくれなかったけど何かあったんですか?」


「会社にクレームの電話があったようです」


「そうだったんですか?」




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