夢を見るボクら





目元しか見えていない彼は、きっとハンカチの下でニタリと笑っているのだろう。




こちらへ大股でゆっくりと歩く度、ピアスがキラキラと光って揺れている。




私たちは地面に足が引っついたように動けなかった。

いや、動かそうとしなかった。


彼の纏うオーラそのものが。







そして確信したのだ。





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