Doll・Curse
人形は誰も居ない倉で呟く。
「あの娘、ここ数年私に全く目もくれないわね。
まぁ、いいかな♪このまま放置していても
でも、もう一度くらい私を大切にしてくれてもいいじゃない。」
人形は続けてこう言った。
「あはー、あの娘の大切なヒトを殺しちゃえばいいんだ♪
深雪ちゃんのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、優衣ちゃん、夏音ちゃん、雛ちゃん
みーんな、みーんな、大切なヒトを殺しちゃお」
人形は笑いだした
「アハハ、ハハハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・」
人形は数分笑い続けると倉の中にあるバールを持ってこう言った。
「じゃあ、まずは一番近いおじいちゃんとおばあちゃんを殺しちゃお」
人形はそう言って倉を出た。

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