愛しすぎて。


「…何か照れちゃうね」


漂う沈黙に我慢が切れ、
俺は口を開いた。


大きな目を細くして笑い



「そうだね(笑)食べようか♪」


と亜由紗が言う。





「「せーのっ!いただきまぁす!!」」


二人で声を揃えて始まるディナー。



ディナーと呼ぶには子どもの掛け声だけど(笑)


一口、二口と口にほうばる。



「……すんげぇおいしい。えっ亜由紗が作ったんだよねほんとおいしすぎ!!!」



「ほんとにっよかったぁ♪口に合わなかったらどうしようかと思った。」


安心したような表情を浮かべる亜由紗に



「もっと自信持ちなって☆絶対いいお嫁さんになるよ。」


と言うと



「…ありがと。」




そう言いながらもじもじとする亜由紗。





『お嫁さん』




その一言に将来の自分を頭に思い描いて――――――





俺は隣にいますか





もしも俺を思い描いてくれていたのなら




俺たちはこの先も一緒に過ごせると思う。



なぜなら俺も同じことを思い描いたから。。。





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