愛しすぎて。
ご飯を食べ終わり、二人で仲良くお片付け。
……のはずが
「尚輝は誕生日なんだからしなくていいの!
ダメだよ!!」
亜由紗がそう言うから…。
俺はふてくされてテレビのあるリビングへと向かう。
ふと見上げた時計はちょうど10時を指していた。
「ねぇ尚輝。」
洗い物をしている亜由紗がふいに俺を呼んだ。
「んどうした」
「男の子だし門限とか、早く帰らなきゃいけないとかないよね」
―――そっ、それはどういう意味ですか…
いきなりそんな事を言われるなんて思ってもいないから
「えぁっうっ…うん当たり前」
なんて意味わからない事言っちゃったじゃん…。
俺が一人で舞い上がってんのバレバレだろ…。
軽く落ち込んでいた俺に
「やったね☆☆じゃあさじゃあさ!今からお祝いしよっケーキ今日の朝ダッシュで買って来たんだぁ♪」
なんて馬鹿っていうか…可愛いっていうか(照)
そんな事を言うもんだから
俺は落ち込んでるのが馬鹿らしくなって
素直に
「うん♪」
って言えたんだ。