クジ引き
☆☆☆

それから2日間は、あたしたちはとびきり幸せなカップルとして過ごす事に決めた。


朝日が景品として家に送られてきてからずっと心が安らぐ時間はなく、いつも緊張していた。


この二日間だけでいいから、すべての事を忘れてただのカップルとして過ごしたい。


そう願ったのだ。


朝日はあたしの我儘を快く受け入れてくれて、自分が景品であることも、殺人犯かもしれないという事も、すべて消し去ってくれた。


だけどさすがに外へ出る事はできなくて、あたしたちは家の中で二日間を過ごす事になった。


2人でゲームをしたり、漫画を読んだり。


そんなごく普通の幸せが、痛いくらいに心のしみこんでいくのがわかった。


これから先何が起こっても、なにか悪い展開になっても、あたしはずっと朝日を好きでいる。


そう思える二日間だった……。
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