あなたに溶けていく
第二章
やっと、長いホームルームが終わった!
これで帰れる!
天気もい良いし、歩いて帰ろっかな!
まあ、歩いて帰るには少し遠いけど!
多分、平気!かけるは多分ほかの女子達と帰りそうだし。
そうだ、風香と帰ろっかな!
桜 風香 同い年一番の頼れる友達!
「風香!一緒に帰ろう!」
「えっ!良いけど、かける君は良いの?」
「うん!気にしないで!あんなの、別に恋人じゃないし!」
「そっか!うん!帰ろう!」
「うん!」
二人で歩きながら話していると、
「俺が先だよ!」
「アレ、神谷先輩じゃない?」
「何してるのかな?」
「だから!俺の方が先だろガキンチョ!」
「お兄ちゃんより、僕が先に並んでたよ!」
「いいや!俺だ!」
すると、男の子が泣き出してしまった。
「ちょっと!辞めなよ!子供に!」
「なつきちゃん!」
「アァ?なんだよ、姉ちゃん!」
「だから、たかが並び順くらいで、騒いでんじゃ無いよ!」
「うるせぇなー!」
私はぶたれそうになった、だけど、
パシッ、、。
痛くない! 
「辞めろ、女の子に手を出すな!」
「痛ってー!誰だよ!」
「うわ、坂本 かける、、、。」
「ほら、これ持って帰れ。」
て、いうか、金だしましたよ!
「おぉ、覚えてろよ~!」
「ふんっ」
「おい!なつき、ちょっと来い。」
「風香ちゃん、ちょっとなつき借るね!」
「あっ、はい!さようなら!」 
「気を付けてね!さようなら!」
てか、私を、わしずかみ!?
「ねえ、離してよ!」
「駄目だ。」
「ちょっと、付いて来い!」
「はぁ?!離せー!」 


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