負けない
何故だか私は少しほっとした。
そして授業が始まったが、私は授業に集中出来なかった。
何故ならユカの事で頭がいっぱいだったから。
(なんでだろう。なんで急に態度が変わったんだろ…なんか隣の人も怖いし……ヤダなぁ…)
そして私はチラチラ隣を見る。
すると隣の娘が、
「何?なんか用?」
「あっ…嫌別…に……」すると隣の娘が嫌そうな顔で後ろの娘に
「うわぁ〜やだぁ!コイツしゃべんないよぉ〜!キモォイコイツマヂで勘弁勘弁だしぃ〜。」
私はうつむいた。
そして授業が終わり休み時間になった。
するとユカが大きな声で「誰かさんちょっと優しくしただけ調子乗りすぎぃ〜★マジでウザイんだけどー♪キモイしクドイし喋んないしぃ!マヂで死んで欲しぃ〜!」
私はうつむいたまま聞かないふりをした。
するとユカが私の所に近付いて来て
「アンタの事なんだけど!!ツゥか死ね」
「死ーね」「死ーね」
「消えろ」「消えろ」
「ブス」「ブス」
私は泣きながら教室を勢い良く飛び出した。
そして私はどうして良いか分からずに、そのまま音楽室に行った。
誰もいない音楽室で一人ピアノを弾く。それが、唯一の楽しみになっていた。
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