九条くんは、王子様

手を頬にあて、熱くないか確認

うん…大丈夫!


ってあれ…?
前にも、右にも、左にも、後ろにも…


「理香ちゃんと先輩がいない!!」



話しに、夢中で…つい。

あ、わわわわ!どっどうしよう…


あっ焦るな!自分!まだ、二人とも、近くにいるはずっ!



九条くんに、2人がいない事を、喋ろうとしたら
先に、九条くんが口を開いた



「相笠さん、瞬きするの忘れてるよ」


あ…。

焦ってて、瞬きするの忘れてたー!!

気づくと、結構…痛い…。

すぐに、目をギューっと、閉じてみると
涙が頬をつたった


「相笠さんって、面白いね」

そう言って、九条くんは、涙を拭いてくれた



な、なんて…優しいの…
優しすぎて、感動の涙が止まらなくなりそう…


でも…なんだか面白いは、フクザツかも
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