美月~大切なあなたへ~
先生との関わり

学級委員

次の日、今日は最初の授業から最後の授業まですべて、学活だった。




日明先生が予告した通り、係・委員会決めもするようだ。





でも、それは最後の方で、最初は教科書の配布や中学校の特徴(?)の説明だった。







「えっと~じゃあ、教科書配っちゃうか!」





日明先生が教科書を配り始めた。



何、この国語の教科書の厚さ…。


理科とか、2冊あるし…。



えっ!?美術の教科書薄ッッ!!



中学校は教科書から驚きの連続だった…。






「よ~し!今、名前書いちゃえよ!
ページ、パラパラめくって破れてたり、抜けてたりしてないか見ろ~。

じゃっ、時間割り配るな~。」




えっ!日明先生っ、早いよ!まだ名前書き終わってないし、ページ見てないよ!











「あ?皆まだ名前書き終わってないのか?

おせぇ!!早くしろ!!」









日明先生………無理です。

早過ぎます。理不尽な事しないで下さい。







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