silver wattle.゚・*.
「…えと、この前はとつぜん帰っちゃってごめんね?そのせいで花火も出来なくて…。」
あたしが申し訳なさそうにそう言うと
「あぁ!違う違う!!そうじゃない!!むしろ病み上がりの所無理やりごめんな?」
そう言ってサク君も申し訳なさそうに謝った。
「じゃあ、どうして…。」
サク君は俯き、少しの沈黙の後、口を開いた。
「俺千代に振られたんだ。」
「え…。」
どうして…。てっきり上手くいったのかと…。
「あの時さ…。」