大人への階段

母は子供の頃に野犬に首元を噛まれ、その事が原因かは不明だか数千人に1人の病と診断され長年、病魔と闘いながら要約、授かった最初の子供だったらしい

父は凄く喜んで出産を心待ちにしていたらしい
それも、そのはず最初の子いから...

でも祖母は喜んでは、くれなかったらしい
医師から産まれてくる子をとるか娘をとるか?二択の選択を突き付けられた祖母は...
母には内緒で子を諦めた...

もちろん、父とは確り話し合いをして決めた選択
病室のベットで目を覚ました母の最初の言葉は
きっと...
「赤ちゃんは?」
と訪ねたに違いない...

祖母と父が苦渋の決断で諦めた一つの命
消えた命の灯火は母の胸に大きな深い傷を付けた

祖母も父も同じくらい辛かったと思う

それから数年後、私の妊娠が分かったのだ





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