二重人格シンデレラ

レベッカ様が手を振り上げた時、声が響いた


「母上!やめてください!」

「リュカ...。」

「とりあえず、みんな座りましょう。」


ウィルのその言葉でみんなが椅子に腰かけた


「まず自己紹介といきましょう。」


そう言ってウィルは笑顔を見せる

その後、真剣な顔つきで自己紹介を始めた


私はその行動が謎でならなかった


「俺はこの国の第1王子、ウィル・ベルティエ。」


そしてウィルは私に視線を移した

私をウィルに頷いて自己紹介を始める


「私は...シンデレラです。」


続いてリリア様が言う


「魔法使いのセシル・アルベールよ。」

「隣国の王妃、レベッカ・グランジェ。」

「その第1王子、リュカ・グランジェ。」

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