先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~

「、桜井さん?!」

「…――じゃないよね…」

「へっ?」



「これって夢じゃないよねっ?!!」


わたしは勢いよく顔をあげ、先生と目を合わせる。

「なんで?」

「だっ、だってだって…っ」

自分でも混乱しまくりでわけわかんない


「先生がわたしを好きだって…」


いまの状態が夢みたいでウソなんじゃないかって思ってしまう


「わたし先生の言葉信じていいのっ?!」


嬉しいのにとても泣きたくなる


子供みたいに泣きじゃくり、声がだんだん擦れていく


「信じていいですよ。」

わたしはまた先生の腕に抱きしめられた。


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