抜き差しならない社長の事情 【完】
「お鍋とか、すごい!
お皿も全部あるけど、これ使っていいのかな……」
「いいんじゃない? あるものは全部使っていいって言ってたんだから、うん。当然いいんだよ!なんかすごい金持ちだって言ってたし」
「ほんとに?!すごい!!!」
「よかったね!紫月 無駄なお金かからないで済むよっ!」
その日の夜、
『蒼太、紫月は部屋を気に入ったみたいだよ 亜沙美』
亜沙美からのメールを受け取った蒼太は、
ホッとしたように安堵の溜め息をついた。