“しちゃいけない恋”だったんです。
Third Chapter

監視






その日、2人での帰り道。

ふと、人の気配を感じた。
それは、紫久礼も同じだったようで…。



「誰かいるのか?」



紫久礼は振り返ってそう言った。
すると、物陰から、スーツ姿の男の人が現れた。



「…先生?」




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