“しちゃいけない恋”だったんです。





ボソッと言ったその言葉は、伝わらないと思っていたが、ちゃんと聞こえてたみたいだ。



「“あたしなんて”とか言わない。
わかった?」



「わかりません。失礼しますっ!」



あたしは鞄を持って、勢いよく席を立つと、教室を出て下駄箱に向かう。

靴を履き替えると、家まで全速力で走った。


…最近は、こんな日々を繰り返している。




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