クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
実家に戻るのは嫌だけど、そんなことは言ってられなくなった。

それに……永遠や織田さんだって明日は展示会で忙しい。

これ以上迷惑かけちゃいけない。

自分で何とかしなければ……。

私は永遠から離れようとするが、彼はそれを許さなかった。

「うちに帰ろう、杏」

それは小さい頃永遠が私に毎日言ってきた言葉で、胸に熱いものが込み上げて来た。

何度この言葉に救われただろう。

甘えても良いのかな?

永遠に連れられ織田さんと一緒に彼らのマンションに行くと、永遠の部屋の前で織田さんが私に荷物を差し出す。

「杏ちゃん、辛かったら明日会社休んでいいからね。はい、これ荷物」

織田さんから荷物を受け取ると、私は頭を振った。
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