クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
永遠のマンションは三LDKの新築マンション。

リビングダイニングルームだけで二十畳近くあり、キッチンは対面式で、白をメインカラーとした空間は洗練されていて落ち着いた雰囲気。

社宅にしては贅沢すぎるし賃貸かな。一ヶ月の家賃はいくらなんだろう?

この広さだと私の月給を軽く超えてる気がする。

「同じ一人暮らしなのに、私の寮の部屋とは大違い」

でも、今はあの部屋に早く戻りたいって思う。

あんなボロいアパートでも私の家なのだ。

まだ少し動いただけでも身体が怠いし、頭痛がする。

永遠が用意してくれた頭痛薬を飲み、自分のバッグを探しスマホを手に取ると、織田さんに欠勤のメールを入れた。

「取りあえずはこれで安心」

スマホを持ったまま寝室に行ってベッドに潜り込む。

自分で思っていたよりも身体が疲れていたらしくて、私は永遠が会社に行ってから午後の三時過ぎまで眠った。
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