cherish【チェリッシュ〜恋のライバルは男!?〜】
夢よ!
これは絶対夢なんだわ!!
だけど目が覚めても覚めても
一向に悪夢から醒めない。
幸い次の日は土曜日だったので、引きこもりの週末を過ごした。
その間ミサキちゃんからのメールや着信は完全無視。
でも一度だけ油断してしまい、お兄ちゃんからの電話をとった時にヤツが出た。
「もしもし心!?もー、アンタ返事しなさいよ!死んでんじゃないかと思ったじゃない!」
この人にあって、私に足りない物ってなんだろう。
…わかんない。
わかんないわよ、
てゆうか、違ってて当たり前でしょう!?
むしろ似たくないっつうの!
「…よ、」
「え?なぁに?」
「ミサキちゃんとは今度こそ絶交よ!二度と話し掛けないで!!」
そう叫ぶと、一方的に電話を切った。
一人きりの家がかすかに揺れたように感じたのは、きっと気のせいだろう。
これが一週間ほど前の出来事。
‐‐‐‐‐‐
これは絶対夢なんだわ!!
だけど目が覚めても覚めても
一向に悪夢から醒めない。
幸い次の日は土曜日だったので、引きこもりの週末を過ごした。
その間ミサキちゃんからのメールや着信は完全無視。
でも一度だけ油断してしまい、お兄ちゃんからの電話をとった時にヤツが出た。
「もしもし心!?もー、アンタ返事しなさいよ!死んでんじゃないかと思ったじゃない!」
この人にあって、私に足りない物ってなんだろう。
…わかんない。
わかんないわよ、
てゆうか、違ってて当たり前でしょう!?
むしろ似たくないっつうの!
「…よ、」
「え?なぁに?」
「ミサキちゃんとは今度こそ絶交よ!二度と話し掛けないで!!」
そう叫ぶと、一方的に電話を切った。
一人きりの家がかすかに揺れたように感じたのは、きっと気のせいだろう。
これが一週間ほど前の出来事。
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