やっぱり俺のお気に入り
未来の細い指先と俺の指をからめる。



伝わる体温以上に、温かい気持ちになる。



手を繋ぐだけでこんなに嬉しくなる俺。



女と気軽に付き合っていた頃の俺にはそんな感情なかったのにな。



自転車置き場でそっと離れた手。



「未来、自転車ここに置いてけよ。俺の自転車の後ろに乗んな。明日の朝も未来の家に迎えに行って乗せてやるから、そうしようぜ」



「え?いいのかな・・・あたし、重いよ?」



「大丈夫!!いいから早く乗れよ」



「うん・・・/////」



背中に未来の温もりをかんじながら俺は自転車をこいだ。



未来はそっと俺の腰に手を回す。



まぁ、つかまってるだけだけど・・・・・俺としてはかなり嬉しい。



舞台の上の未来も可愛かったけど、



俺はこっちの未来を好きになったんだよな。



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