やっぱり俺のお気に入り
11☆☆☆あいつの事情☆☆☆」
「・・・なんで青山が?」



俺のつぶやきに答えるかのように、青山は俺を見てニヤリと笑った。



それはまるで勝ち誇ったような顔だ。



「尚吾(しょうご)君もずっと待ってたのよ。雨宮君、尚吾君って生徒思いの先生でしょ?未来はあまり尚吾君のこと、教えてくれないのよ」



尚吾??



青山は未来のお母さんに『尚吾君』と呼ばれていた。



「いえ、お母さん、僕は生徒には厳しい方ですからね。なかなかそういう熱意みたいなもんは今どきの若者には伝わらないんですよ」



「あら、そうなの??尚吾君みたいな先生なら一日中音楽の授業でもいいくらいだと思うわよ」



青山と未来のお母さんの会話。



状況がつかめねぇ・・・・・。



これって、どういうことだよ?
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