やっぱり俺のお気に入り
無意識に早足になる足取り。



他の奴らが言ってくることでこいつを悲しませたくない。



俺を選んでくれたこと、後悔してほしくないから。



何も聞くな・・・・・何も考えるなって・・・・・。



黙って俺について来る俺の・・・彼女。



少し傷ついてる??



そうだよな?ゴメンな・・・・・。



「未来・・・って呼んでもいい??」



だから・・・・・



少しでも距離を縮めたい。



もっと近くで支えたい・・・・・。



だから俺はそう言ってみた。



「・・・・・はい・・・・・/////」



「じゃあ、未来もそういう言葉使いやめて、俺のことも龍斗って呼んで」



「・・・え/////無理ですっ・・・」



「大丈夫、大丈夫。慣れればそんなの当たり前になるって」



そう・・・・これからは俺が隣りにいることが当たり前になっていくんだ。
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