あいつに恋するわけがない






「俺を王子様だと思ってるブス共を見るのが楽しいから」









それを聞いた途端宮原は顔をしかめて








「そうですか」










「誰にも言うなよ

もし言ったりしたら・・・」








「はいはい言いませんよ」








宮原はそう言いながらキッチンに戻っていった










そして自分の朝食をテーブルに置き





「頂きます」





と手を合わせた






それにしてもこいつ家族はどこだ






「なぁ、親は?」






「ひとり暮らし」






え?ひとり暮らし?




高校生だろ?







「なんで!?」






「高校入る前の春休みにお父さんの転勤が決まって」







「なるほど・・・」







< 35 / 36 >

この作品をシェア

pagetop