あいつに恋するわけがない
「俺を王子様だと思ってるブス共を見るのが楽しいから」
それを聞いた途端宮原は顔をしかめて
「そうですか」
「誰にも言うなよ
もし言ったりしたら・・・」
「はいはい言いませんよ」
宮原はそう言いながらキッチンに戻っていった
そして自分の朝食をテーブルに置き
「頂きます」
と手を合わせた
それにしてもこいつ家族はどこだ
「なぁ、親は?」
「ひとり暮らし」
え?ひとり暮らし?
高校生だろ?
「なんで!?」
「高校入る前の春休みにお父さんの転勤が決まって」
「なるほど・・・」