プリテンダー
杏さんは息の仕方もわからなくなったのか、苦しそうにもがいて僕の背中を拳で叩く。

唇を離すと、杏さんは必死で呼吸をした。

「なっ…なんでこんな事…!」

杏さんは今まで見たこともないような慌てた顔をして、僕を睨み付けた。

その目付きになんだか身体中がゾクゾクする。

「…したかったからですよ。」

僕は杏さんの腕を掴んで、体を引き寄せた。

「杏さん、なんで彼女と付き合ってたんだって僕に聞きましたよね?」

ベッドの上に押し倒すと、杏さんは顔を強ばらせた。

なんだ、かわいいじゃないか。

もっといじめてやりたい。

もう一度唇を塞いで、さっきよりも激しいキスをした。

キスをしながら、杏さんの高そうなスーツのボタンを外す。

「こういうこと、したかったんですよ。いくら杏さんでも、わかるでしょ?」

スーツの下のブラウスのボタンを外すと、杏さんは怯えた顔をした。

首筋に舌を這わせて、形のいい胸に触れると、杏さんはビクリと体を震わせる。

「わ…から…ない…。」

「だったら…僕が教えてあげます。」





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