シェミナート学院に危機迫る?
メルの危機!
私達は、強く手を握って体育館に瞬間移動の魔術を使って3秒で着いた。




そこには、たくさんの生徒が集まっていた。





「私、死んじゃうのかな……」





「お家に戻りたい。」





「イザベラ先生達がいるから大丈夫っしょ!」





「そーやな。」





と、泣いたり騒いだりする人もいた。





体育館の中にいた先生を見ると、




「もう、だめだ。」





と言う人もいたり、





「イザベラ先生がいるから大丈夫。」




とか、





「みんなで、戦えば大丈夫。」





と言っている人もいる。





その時、手で何も持ってないのに気づいた。





多分、メルとはぐれたんだ!





もう、体育館の鍵かかかっているし、この広い体育館の中にいても分からないだろう。





「メルーー‼︎いたら返事して!」





叫んだが、届いていないのかここにいないのか返事が来ない。





恥ずかしい思いしてもいい!





メルが見つかれば!




私の声に気付いたのかマリアナ先生が来て、





「どうしたの?」





「マリアナ先生、メルがいません……」
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