one more chance――美少年は女総長――
バイクを走らせ数分が経ち類が所属している族、倉庫に着いた。
「着いた」と言われバイクを降りた。
倉庫は3つあって類は真ん中にある大きい倉庫の扉に手をかけ開けた。
中へ入っていく類の後に続けて入った。
「類さん!」
「類さんお疲れッス!」
下っ端連中が挨拶をしてくる中
「類の後ろにいるの誰だ?」
「新入りじゃないッスか?」
幹部らしき黒髪の男と下っ端の人の話し声が聞こえたのか
「彪牙(ひゅうが)さんに客人だ」と言った言葉にみんなが道を開けた。
奥の方を見ると階段があり、その先にドアがある。
類が階段に足を踏み入れ登っていく
俺はその後を追うように登った。
ドアを開け中に入ると