one more chance――美少年は女総長――

期間終了日、俺は倉庫に来ると誰も居なかった。

部屋にでも居ようかとドアノブに手を当てると。

「あ、総長」

柚原が来た。

俺は昨日見た事を柚原に言わなくてはと話し出す。

「柚原、話がある」

そう言うと柚原は顔を赤らめた。

まるで恋をしているみたいに…

「柚原昨日白虎と一緒にいたよな」

「篠原くん見てたの?」

そう言うと泣き出した。

ごめんなさいと言いながら「白虎の総長に逆らえなくて、助けて総長」と言ってきた。

そして俺に抱きつくとキスしようとしてきた。

「私、前から篠原くんの事好きだったの」

俺は龍の幹部達を思い出し怒りがきた。

「そうやって…」

「え?」

「そうやってあいつらを騙したのか?」

「何言って…?」



しまった……

柚原が違和感に築き抱きついていた体を離す。

「篠原……」

彼女の顔がどんどん曇っていく。

築かれた…

「教えてあげる。私は白虎の姫よ」

え?

そう言って俺の服に方手で引っ張られた。

そして服の第三ボタンまで取れてしまい、服の下に着けていた胸つぶしように使っていたサポーターが丸見えになった。

その姿にはははと笑う柚原。

「私と白虎は龍の絶望した顔が見たいの」

「邪魔しないでくれる?ドロボー女の娘」と言った。

「不幸にしてあげる、お前に居場所はない」

転がっているバッドを持ち柚原は自分をおもいっきり殴った。


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