その背中、抱きしめて 【上】
(眠れないなぁ…)
ベッドに入ったものの、疲れてるはずなのに全然眠れない。
何となく心当たりはある。
高遠くん…だよね…。
ベッドから出て床に座る。
近くに置いてあった高遠くんの服を抱きしめた。
まだ好きだと自覚して1ヶ月くらいしか経ってないのに、こんなに″好き″が大きくなってる。
今が1番″好き″なのかな。
それともこれからもっと″好き″になるのかな。
だったら怖い…。
これ以上好きになったら、あなたなしじゃ生きていけなくなりそうで
怖いよ、高遠くん…。