イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。

なのに……。

泣きたくなるぐらい
落ち込んでいると先生は、ため息を吐いた。

「じゃあ、そんなに大人のデートしたいのなら
思い切って、あそこにでも行ってみるか?」

えっ……?

顔を上げて先生が指を指した
方向を見ると……ラブホの看板があった。

ら、ラブホ!?

私は、唖然としていると
先生は、ニヤリと笑った。

「大人のデートの最終に行く先は、
あぁいうところだ」

そう言ってきた。

た、確かに大人のデートでは、
そういうところに行ったりもするけど

睦月君を連れては、行けない場所だけど
でも……それって。

私は、頭の中でパニックになる。

実は、まだ先生とそういう関係になっていない。
結婚して夫婦になったけど

お互いに気まずいのか
先生は、奥さんのことがあるのが
kiss以上のことはしてくれない。

< 36 / 85 >

この作品をシェア

pagetop