モテ系同期と偽装恋愛!?
初めての刺激に、心の中で慌てる私。
経験のある女性たちのように、これを気持ちいいと感じる余裕がなかった。
裸の胸を見られていることが恥ずかしすぎて、とてもじゃないが目を開けられそうにない。
この先、胸以外の場所にも侵攻が始まるのだろうと考えたら、壊れてしまいそうな速度まで心拍数が上昇し、口を塞がれていないのに息が苦しくて喋れなかった。
胸への刺激が止まないうちに、彼の左手がスカートを捲り上げ、ストッキングの上から太ももを撫で始める。
あちこちをいっぺんに刺激され、耐えるのが難しくなってきた。
どこまでも強くなる緊張と不安。
それはやがて恐怖心へと姿を変えてしまい、体が小刻みに震えだす。
遼介くんを怖いと思いたくないのに、どうして……。
彼に伝わってしまうから、早くこの震えを止めないと……。
無意識に唇を噛み締めていた。
そこから染み出した血液で、口の中に残っていた彼の味が消されてしまう。
爪を立てるようにシーツを握りしめ、震えを止めるために全身に力を入れていた。
太ももを這っていた彼の冷たい指先は、少しずつ上に移動して、下着越しに大事な部分に触れてくる。
怖い……どうしても湧き上がってきてしまうその感情を、必死に押し込めようと心の中で抗う私。
遼介くんだけは、怖いと思いたくない……。
私のせいで苦しんでいる彼に返せるものは、これしかないのだから耐えないと……。