マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
***

「おはよう、亜衣ちゃん」
「おはよう……ございます」

 翌日からの望月さんは、当たり前のように普通だった。
 ……いや、前言撤回。
 態度は普通だけれど、以前よりも私に絡む回数が明らかに増えている。

「悪いけどこのUSBの中身、印刷しといてくれる? 会議で使うから。今やペーパーレスの時代だっていうのに、タブレットが苦手とかいう偉いオジサンがいると困るよな」
「わかりました。やっておきます」

 そういった仕事の依頼だったとしても、会話のときに望月さんが接してくる距離がぐんと近くなった。
 場合によっては、私の耳元でこそこそと喋るような感じで。
 自然と顔の距離も近くなり……意識するなというほうが無理!

「はぁ……」

 企画部の部屋を出ると同時に溜め息が出た。
 なぜこんなに疲れているのだ、私は。


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