マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「やっぱり……したくないか?」

 私はそう問われ、即座に首を横に振った。
 あの日のことを思い出し、カーっと熱が集まる私の顔を、蓮が面白いものでも観察するみたいに見つめてくる。
 これって……からかわれているんだろうな。

「じゃ、じゃあ……今日!!」

 私がそう答えると思っていなかったのか、不意をつかれたのはどうやら彼のほうだったらしい。
 口元に手をやり、バツ悪そうに私から目を逸らせた。
 挙動不審だし、顔も赤くなってきている。動揺したのかな?

「本当に……とんでもない角度から打ってくるな」


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