マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「風花はもっと、自信を持っていいよ」
「ほんと?」
「ああ」
「ウソだ。そんなこと言うの、龍司だけだもん」

 ぷぅっと口元を膨らませる顔が、おかしくて……かわいくて。
 人差し指と親指を使い、彼女の唇を上下につまんでみる。
 すると風花は決まってケラケラと笑い、機嫌もゆるやかに上昇していく。

「さ、そろそろシャワーを浴びて出ようか」
「ヤダ。もう一回」
「おいおい、風花……」

 起き上がろうとする俺を、そうはさせまいと風花がベッドへ押し戻す。
 そして俺の上にまたがり、深く唇を合わせてきた。

 舌と舌が絡みあう。こうなると降参だ。
 もう帰らなくてはと思っていても、風花によって身体がまた反応するのだから。



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