マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「まぁまぁ、風見さん。彼女にそんなに文句言ったって仕方ないじゃないですか。かわいそうですよ」
「うるさい。笹岡、お前は黙ってろ」
怒られ続ける私を気の毒に思ってくれたのか、爽やかなイケメン男性が風見さんのお説教を止めようとしてくれた。
なんて素敵な先輩なんだろう。
「代わりに持ってきたということは、代わりに怒られるのは織り込み済みだろう?」
「えっと……申し訳ないです」
「水無瀬には心底ガッカリだ。二年目にしては優秀なヤツだと思ってたのに、自分の代わりに他人を謝りに寄こすなんてな」
あぁ、違う。風見さんは勘違いをしている。
自分が怒られるのが嫌だから、水無瀬くんが私を代わりに行かせたのだと思ってる。
そうじゃない。私が勝手に届けに来たんだから。
誤解されて水無瀬くんの株が下がるのはどうしても嫌だ。
「ち、違うんです。悪いのは私です!」
「……は?」
「昨日ここへ届けるように私が頼まれていたんですが、うっかりしていて届け忘れました」
「……」
「机の……そう、机の引き出しに入れっぱなしにしたまま帰っちゃって。だから私のせいなんです。水無瀬くんのせいじゃないんです!」