マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
 駅までの道のり、水無瀬くんの斜め後ろをちょこまかとついて歩く。

「仕事って……うまくいくと楽しいね」

 おもむろにそう話しかけると、水無瀬くんはにこりと笑った。
 お酒が入っているからか、打ち上げが終わって気が抜けたのか、いつもより表情が柔らかい。

「木本みたいなヤツが、意外とバリバリ仕事する人間になるかもな」
「そうかな?」
「あのさ、喋りにくいから隣に並んでくれないか?」

 若干斜め後ろにいる私の腕をつかみ、水無瀬くんが私を真横に並んで歩かせる。

 腕に触れられただけでドキドキした。
 中学生じゃあるまいし。……そうは思うけど、この胸の高鳴りは自分でコントロール不可だ。

「俺は地下鉄だけど、木本は何線?」
「JR……かな」
「そうか」

 駅はもう目の前だ。
 なにを話そうか迷っているうちに、結局大したことは話せないまま。

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