少女と四天王
「…母さんが言ってた。
赤髪が赤華、青髪が青凛、緑髪が縁龍。
ちっこいヤツが叶夢ってヤツで、
とても仲良さそうだったって。
あぁ言う家族になりたいって言ってた。
名前が族だったから
俺達に憧れてるんじゃない?って
楽しそうに1日中聞かされたの覚えてる」
憧れてる、ね。
そんな訳ない。
「…お前達の本名はなんだ」
「…いつか、わかる」
「いつかっていつだ」
「…わかんない、けど。
…いつか。
その時、真実がわかる。
…姫の事も、僕達の事も、
その加藤の事も」