少女と四天王



私が学校行く時は赤華達に任せていた。

髪と目はウィッグとカラコンで誤魔化して
上手くいってる。





「なぁ、姫。
こいつの名前は何にするんだ?」



「…多分、この子はお兄ちゃんか、
お兄ちゃんの生まれ変わりだと思う」



「じゃあ、瑠稀?」





そうだよね。…でも、もし違ったら?





「ううん。新しい名前をつけよう。
私の希望は偽名だから
希望でもいいんだけど…」





そう。私の希望と言う名前は偽名。

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