まほうのそら。(完)



その時の気持ちを思い出してー...!





その時。-----ポタ。



私の手から、一粒の水滴がこぼれ落ちた。

...一滴。でた。




しゃがみこんで、その水に触れると思わず手を引っ込めた。



「熱っ!!」



...なんでこんなに熱いの?

水の魔法を使う魔女で、熱湯をだせるなんて...




こんなことは初めてだった。

なんで。なんでなの。




そう思った時、また頭痛は激しくなった。

ヤバい、次のは本当にキツいっ...


このまま...眠ってしまいそう。


< 350 / 416 >

この作品をシェア

pagetop